ランクル300 スーパーデッドニング&スーパーチューニング・フロント&リア同時施工
本日はこちらのお車のご紹介。
トヨタのHPを見ると、今注文して納車が約4年後との事(◎_◎;)
中古市場でも2,000万円と言う新車価格の倍ほどの値が付いています!!
そんなお車なのでお預かりするのもヒヤヒヤです(汗)
※ ちなみに施工自体は1か月以上前に終わっていて、リアルタイムにお預かりしているわけではありませんので悪しからず(^▽^;)
こちらのオーナー様は今までに何台か施行させて頂いている常連様です。
毎度毎度ありがとうございます。
今回ご依頼いただいた施工内容は、アライブ人気メニューの『スーパーデッドニング&スーパーチューニング・フロント&リア同時施工』です。
ドア内部を丁寧に脱脂処理しますが、純正の制振材が貼ってありますね。
今までの経験上、このような純正の制振材ってほぼ密着されていません(汗)
その証拠に手でペロペロっと剥がれます。
こんな感じで(笑)
部分的にはしっかりと貼りついているところもありますが、ほとんどの部分が手で軽く引っ張るだけで剥がれます。
こんな状態では何の意味もないし、スーパーデッドニングにとっては邪魔なので剥がしてゴミ箱へ(笑)
脱脂処理をした後、アウターパネル裏を指先でコンコンと叩きながら制振材を貼り付けるポイントを探って貼っていきます。
このままでは純正の制振材と同様にペロペロっと剥がれてしまうので、ヘラでしっかりと押さえ付けていきます。
制振材を押し潰すような感じで、全てこの状態にしっかりと押さえていきます。
ドアが大きくて結構な枚数があるので、この押さえ付ける作業だけでもドア4枚だと1時間以上かかります(汗)
しかも手や腕が痛く、体制によっては腰も痛くなり、スーパーデッドニングの工程の中で一番つらい工程です((+_+))
しかし、ここまでしてこそ制振材としての効力を発揮できるので絶対に手を抜けません!!
ここから実際に音楽を鳴らします。
インナーパネルに触れてスピーカーから伝わる響きを感じ取りながら、制振材を貼り付けるポイントを探ります。
ポイント部分に制振材を貼り付けます。
こちらもヘラでしっかりと押さえ付けます。
スーパーデッドニングの完成です!!
スーパ―デッドニングで音を決めているのはこの制振材ですが、樹脂パネルの境目やボルトの頭など、ドア内部等のメンテナンス時に脱着が必要な所には絶対に貼っていません。
ディーラーさんでそのようなメンテ作業が必要な時でも制振材を剥がすようなことは無く、通常のメンテ作業が行えます。
続いてスーパーチューニング。
ドア内張り裏側です。
純正でシンサレート吸音材が気持ち程度に貼ってありますが、スーパーチューニングでは邪魔なので剥がしてゴミ箱へ。
制振塗料「ダイポルギー」を塗る前に、密着性を高めるための足付けをしていきます。
この地味な作業も意外と時間がかかりますが、絶対に手を抜いてはいけない重要な下地作業です。
ダイポルギーを塗り込んでいきます。
1回では塗り切れないので、乾燥させた後もう一度分厚く塗っていきます。
しっかりと乾燥させた後、適材適所にそれぞれ吸音材を貼っていきます。
最後にダッシュボード上のスコーカーとセンタースピーカー部分の施工です。
スコーカー下にシンサレート吸音材を装着。
中音域の音に芯が出て明瞭になり、ツィーターとドアスピーカーとの音の繋がりが自然になります。
以上ですべての工程が終了しました。
スーパーデッドニング&スーパーチューニングの効果により、サウンド調整は必要なくなります。
全てフラットでOKです。
この事はランクルに限らず全ての車に言える事です。
ありがとうございました。
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