倉敷市よりお越しの80VOXYにスーパーデッドニング施工でした。
岡山県倉敷市よりお越し頂きました。
遠路遥々ありがとうございます。
トヨタ車の純正スピーカーはリベットで取り付けられています。
ドリルでリベットをつぶして外します。
最終工程で純正スピーカーをまた取り付けるのですが、リベット留めではなくボルトで固定できるように細工します。
純正取付穴をナットリベットが入る大きさに広げて錆止めを塗ります。
これでボルトが使えるようになりました。
外すことも容易になりますので一石二鳥ですね。
アウターパネル裏を指先でコンコンと叩きながら制振材を貼るポイントを探り制振材を貼り付けます。
また次のポイントを探り貼り付けるという動作を繰り返し、アウターパネルの響きをベース音の余韻が奏でるように調整していきます。
貼り終えた後はヘラでしっかりと押さえ付けていきます。
しっかりと押さえ付けないと制振効果が発揮できず施工効果が半減してしまいます。
特にドアの奥の方は手が入りづらく非常に押さえにくいです(汗)
つづいてスピーカーの背面のパネル部分にアクワイエ吸音材を貼り付けます。
スピーカー裏から出る音がパネル部分に反射してスピーカー本来の出音に悪影響を及ぼすのを防ぎます。
貼り付ける面には雨水等で勝手に剥がれない様に耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
つづいてサービスホールを塞ぐ為のカバーをゴム質の制振材を利用して切り出します。
サービスホールの縁に耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
ヒートガンで温めながら太鼓の革をピンッと張る様な感じでしっかりと貼り付けていきます。
つづいて純正スピーカーを取り付けます。
スピーカーの振動でボルトが緩んでこないようにロックタイトを添付。
このタイプは完全に固定されないので外すことも可能です。
音楽を鳴らすとスピーカーの振動がインナーパネルに伝わります。
手の指裏をインナーパネルに触れながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
この動作を繰り返してインナーパネルの響きをコントロールし、余計な響きで埋もれていた音を蘇らせ逆に出過ぎている音を引っ込め、音楽全体のバランスを整えていきます。
最後にリアスピーカーとのバランスを調整します。
画像がピンボケでスイマセンm(__)m
基本的にサウンド調整機能は全てOFFです。
アルパインナビにはクロスオーバー調整機能がありますので、この項目で前後のスピーカーバランスを調整します。
ハイパスフィルターも使って出過ぎている低音域を調整して中高音域とのバランスを整えます。
これらの調整は色々なジャンルの曲を聴きながら聴感でセッティングしていきます。
以上ですべて完成です!!
ご清聴ありがとうございました(笑)