プリウスのスーパーライブサウンドシステムに、スーパーデッドニング施工。愛知県より
オーディオは、スーパーライブサウンドシステムです。
このタイプのプリウスへのスーパーデッドニング施工は、お初です。
内張り外すと一見は通常の純正と変わりません。
でも、スピーカー周りが白い・・・
見比べてみるとコーン紙の質感も違うのが解りますね。
それと、ダッシュボード奥のツィーターはもっと違う・・・
これは、スーパーライブサウンドのツィーター(スコーカー)。
標準のツィーターは画像がないのですが、見た目は全く別物・・・
はずしてみるとマグネット部分も囲われていて、ちゃんとエンクロジャー(箱)に装着されていて本来のスピーカーになっています(笑)
ツィーターというよりスコーカーの位置付けになるので、中音域の音も再生されています。
ちょうどヴォーカルの低い所の帯域くらい。
なのでこうしてエンクロージャーに装着されていなければ、本来のこのスピーカーの音が出せません。
ちゃんと考えられていますね。
ドアのスピーカーも本来はこう有るべきなのですが・・・
・・・あれ???
裸やん!!!
本来はこれがドアに装着されるので多少なりともドアがエンクロージャーの役目をするんですが、このスピーカーユニット自体は上のスコーカーに比べもっともっと下の低音域が再生されます。
なので、そのエンクロージャー(箱)もさらにしっかりとした箱でないとだめですし、ただ箱になってれば良いだけでなく響きをコントロール(チューニング)して、スピーカーユニットを活かさないと意味が有りません。
それ以前に、そもそもドアってスピーカーボックスではないですからね(笑)
そのスピーカーユニットを活かす為のデッドニングが、スーパーデッドニングです。
ただドアを箱にする為のデッドニングではありませんので、誤解の無いように(笑)
毎度のごとく、ドア内部を丁寧に脱脂処理。
アウターパネル裏のポイント部分に制振材を貼り付け、しっかりと押さえていきます。
スピーカー裏には、オーディオテクニカのアクワイエ吸音材を貼り付けます。
スピーカーをボルトナットでしっかりと固定。
サービスホールを、タイコバージョンの素材で太鼓の皮を張る様に貼り付けます。
この素材により、リアルな太鼓の皮を叩いたようなサウンド効果が出ます。
だから・・・「タイコ(太鼓)バージョン」なんです(笑)
同時に音出しをしてスピーカーからインナーパネルに伝わる振動を、制振材を要所要所に貼り付けながらコントロールしていきます。
ここから音がどんどん変わっていきます。
ただ箱にするデッドニングでは出来ない部分です。
これで完成です。
で、今回はスコーカーを外したついでに、ドアのスピーカーとの繋がりを良くする為のプチチューニングも行いました。
エンクロージャーをばらしてみました。
中を見ても、しっかりとしたユニットですね。
エンクロージャーの中に、シンサレートの吸音材を装着。
さらに、スコーカーが装着されるダッシュ内部にも、違う素材の吸音材を装着。
これをする事により余計な音が消え、より本来のスコーカーユニットのサウンドが奏でるようになります。
ヴォーカルの声質のリアリティも上がります。
カーオーディオで良い音を出すには物ありきではなく、物を活かす為の周りの環境創りが大切です。
では、このプリウスの施工前後のサウンドをお聞き下さい。
※ デッキのイコライザー等の音質補正は一切使用していません。
※ 全てフラットの素の状態のサウンドです。
※ フェダー(前後)調整にて、フロントスピーカーのみのサウンドです。
※ パソコンのスピーカーの環境によっては、低音域の再生が解りにくい場合もございます。
◆ サウンドデモ 01 ◆
施工前
施工後
◆ サウンドデモ 02 ◆
施工前
施工後
◆ サウンドデモ 03 ◆
施工前
施工後
◆ サウンドデモ 04 ◆
施工前
施工後