日産キャラバン(NV350)の純正スピーカーにスーパーデッドニング施工です。
本日はお初のお車が入庫しております。
アライブから徒歩数分のご近所のお客様です。
ありがとうございます。
日頃お仕事で使われている車で、現場への移動中に心地良いサウンドで聞きたいとのご要望でご予約いただきました。
もちろん施工内容は『スーパ―デッドニング』です。
ドア内部とインナーパネルを丁寧に脱脂処理した後、アウターパネル裏のポイント部分に制振材を貼り付け、ベース音の余韻が奏でるようにアウターパネルの響きをコントロールします。
貼り付けるポイントは指先でアウターパネル裏をコンコンと叩きながら指先に伝わる振動を感じ取って探っていきます。
スピーカー裏の背圧があたる部分にアクワイエ吸音材を貼り付けます。
貼り付ける部分には耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
貼り付けました。
純正のハーネスがこんな所を通っています(汗)
長さが決まってるので移動できません。
サービスホールを塞ぐカバーをゴム質の制振材を利用して切り出します。
サービスホールの縁にも耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
ヒートガンで温めながら太鼓の革を張る様な感じで貼り付けます。
スピーカーを取り付けてここからエンジンをかけて音楽を鳴らします。
音楽を鳴らすとスピーカーの振動がドアのインナーパネルへ伝わっていきます。
手の裏でインナーパネルに触れながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
また次のポイントを探り貼り付け押さえ付けます。
これを繰り返していきインナーパネルの響きを整えていきます。
インナーパネルの響きを整えることにより余計な響きで埋もれていた音を引き出し、逆に出過ぎて歪んでいた音を消していきます。
この効果でボーカルや各楽器の音それぞれが音量に左右されることなくハッキリと聞き取れるようになり、音楽を心地良く感じる事が出来るようになります。
以上ですべて完成です。
(フロントドア左右)
午前中にお越し頂きますと18時頃のお引き渡しとなります。