VELLFIRE スーパーデッドニング施工後のお客様の声。
以前、スーパーデッドニングを施工させて頂いたヴェルファイアのオーナー様より、施工後のご感想メールを頂きましたのでご紹介いたします。
まずは施工内容のご紹介。
イコライザーやDSP等の音質補正機能は全てフラットもしくはOFFの素の状態で施工します。
スーパーデッドニングは闇雲に制振材を貼り付けて「ドアの響き」を殺してしまうデッドニングではなく、制振材を利用してドアのアウターパネルの響きを、音楽を聴く上で心地よく感じるために重要な『ベース音の余韻』を奏でるようにコントロールしています。
見た目だけでは何も考えずに適当に貼り付けている様に見えますが、ベース音の余韻を奏でるように響きをコントロールした結果の状態です。
一般的なデッドニングでは制振材を貼ることによって「結果的にこんな音が出来ました」という制振材を貼った結果のサウンドになるのですが、スーパーデッドニングは『何時までも聴いていたくなる心地よいサウンド』になるようにドアの響きをコントロールした結果このような貼り方になるのです。
車が変われば制振材を貼る量も貼る位置も変わりますが、出来上がる音はどんな車種でもどんなシステムでも全て、何時までも聴いていたくなる心地よいサウンド『アライブサウンド』になるのです。
この制振材を貼り付けているポイントは指先でアウターパネルの鉄板を叩きながら貼り付けていくのですが、叩いた時の鉄板の音の変化を聞いて判断しているのではなく『指先に伝わってくる振動』を感じながらポイントを決めています。
その『指先に伝わってくる振動』の根拠はというと、長年培ってきた経験で掴みとった感覚なので言葉では説明しにくいのですが、その原点は長年弾いているギター演奏ですね。
ギターは左手の指先で弦を押さえて右手に持っているピックでその押さえている弦を弾くと音が鳴るのですが、音が鳴るのと同時に指先に弦の振動が伝わってきます。
左手の指先でしっかりと弦を押さえないと気持ち良い音が鳴らないのですが、その気持ち良い音が鳴った時に指先に伝わる振動と、しっかりと押さえられていない時に変な音が鳴った時に指先に伝わってくる振動が違います。
変な音が鳴れば聴感上気持ち悪いと感じるように、変な音が鳴った時の指先に伝わる振動も気持ち悪いのです。
ある程度のレベルでギターが弾ける人じゃないとこの感覚は解らないとは思いますが、スーパーデッドニングの響きのコントロールはこの感覚が元となっているのです。
ご理解頂けましたでしょうか?(笑)
スピーカー裏の背圧が当たる部分にアクワイエ吸音材を貼り付け余計な反射音を防ぎます。
サービスホールをゴム素材の制振材で太鼓の皮を張るような感じで伸ばしながら貼り付けます。
サービスホールの縁に予め耐熱性のボンドを塗り粘着を強化します。
ここから実際に音楽を鳴らし、スピーカーからドアのインナーパネルに伝わる振動を音楽全体のバランスを整えるような感じで制振材を利用してコントロールしていきます。
振動をコントロールすることによって余計な響きの影響で埋もれてかき消されていた音が聴こえるようになり、逆に強調されすぎていた音が調度良い音になったりします。
要は機械的に調整するイコライザーをドアの鉄板の響きのコントロールでやっているような感覚です。
ではオーナー様からのご感想メールをご紹介いたします。
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今までの車弄りで一番の感動かもしれません。
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こちらこそありがとうございました。