新型フィットにJBL P662取付

今一番良く売れてる、新型フィット。
gaikan

燃費も良く、今のご時世にピッタリな車ですね。
 

エコです!ECO!

そんなECOな車に、ECOなオーディオシステムを組みました!

せっかく燃費が良い車なので、消費電力が少なく、軽量で、なおかつ価格的にリーズナブルなユニットをチョイス。

消費電力が少なく、軽量といえば・・・

内蔵アンプでしょう(笑)

内蔵アンプなら、純正ナビヘッドでもOK!
でも今回のヘッドユニットは、このオーナー様のフィットに元々ついてたヘッドユニットを使用。
(ちなみにヘッドユニットは、コレ↓)
930

カロッツェリア DEHーP930

そして、いちばんの主役であるスピーカーは、リーズナブルな価格設定のこれを↓チョイス!

jbl p662

JBL P662 標準価格29,400円(税込)

ツィーターが、スピーカーの真ん中に付いている、コアキシャル(同軸)タイプです。
この【JBL P662】安いからといってあなどれません!
音に厚みがあり、聴いててめちゃめちゃ気持ちいいです。
しかし、安いからといって適当に取り付けると、ただ鳴るだけです(汗)
 

ただ鳴るだけなら、純正スピーカーでも充分です。

極端に言えば、純正スピーカーに【スーパーデッドニング】を施す方が、よっぽど良い音になります。
高い、安いに関係なくそのユニットの特性を100%発揮するには、そのユニットを活かしきる取付(チューニング)をしないといけません。

ですので、このチョイスしたJBLに【アライブスーパーシリーズ】を施してあげました。
 

【スーパーデッドニング】

【スーパーインナーバッフル】

【スーパーチューニング】

以上の【スーパー3点セット】です!

スピーカーボックスの基礎中の基礎!
【スーパーデッドニング】

内張りを外します。
uchibari2sd4

アウターパネルの絶妙~なポイントに、絶妙~な大きさの制振材をペタペタ、ゴシゴシ・・・
sd3

このゴシゴシする時に“氣”を注入~(笑)

今回は、スピーカー裏の背圧処理材に、 オーディオテクニカの新商品
aqusphole2

スーパーデッドニングで使用してる標準の吸音材は、低域の『モコモコ』とした部分には効果的やったけど、
このsd1 

これで、【スーパーデッドニング】は完成です。

スピーカーユニットを活かすも殺すもコレ次第!
【スーパーインナーバッフル】

 まずは、スピーカーのマグネット裏からガラスまでと、
スピーカー表面から内張りまでのそれぞれのクリアランスをチェック!
uchibari5sphole5

ガラスまでは、そんなに余裕はないけど、まあまあのクリアランスはあった。

問題は、内張り側。
これ見て!
uchibari3

何でこんな変なアーチが付いてるのぉ・・・
これ、スピーカー中央に向かって盛り上がってます(汗)

今回のJBLはコアキシャルなんでスピーカーの真ん中にツィーターが付いてます。 jbljbltw

確実にこのツィーターに当たります(汗)

低い知能でいろいろ考えました・・・

  結果・・・

    削ることにしました。

       ツィーターを・・・

           ・・・うそ(笑)

内張りのアーチトップ部分を。
でもあまり削りすぎるとペラペラになり穴が開いちゃうので、そこはまた絶妙~な加減で(笑)

クリアランスをチェックし、内張りが閉まる前提でインナーバッフルの厚みを決定!
sphole5

バッフルの厚みも大事ですが、バッフルの効果をより引き出すためには“面積”も重要ポイントです。

一般的に市販されてるインナーバッフルは、厚みはそこそこありますが面積はスピーカーの外径より少し広いくらいで、面としてはあまり確保されてません。

インナーバッフルを付けるのですから、バッフルの響きってもんもいるでしょう(笑)
楽器的に考えれば、当然・・・やと思うんやけどなぁ...

アライブのスーパーシリーズは、【楽器を鳴らす楽器】やと思って考案されてます。
スーパーインナーバッフルは“厚み”より“面”を重視して製作します。

ただし、あくまでもインナーバッフルです、内張りが閉まらないと意味ないじゃん! ・・・です。

・・・なので、内張りが閉まる限界ギリギリの大きさで形を考えます。

これがまた難しいんよ(汗)
内張り閉めたら中のスペース見えへんし外したらハッキリ状況わからんし・・・

しかし、そこは何十台、何百台やってきた経験が物を言います(笑)
 
結果、こんなん出来ました!
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更に、これをドアのインナーパネルとガッチリ固定しないと今までの苦労も水の泡!
アライブお得意の鬼目ナットを埋め込みます。
inner1 

これがその穴です!
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バッフル側の穴と、ドア側の穴は全てが合わないと取り返しつかないことになります。

またこれが難しいんよぉ(汗)

しかし、そこは何十台、何・・・もうええって(笑)

穴位置が決まったところで、バッフル自体の成型。
inner5inner4

バッフルの角を、まぁるく成型します。
何でこんなことするかっていうと・・・これはナイショ(ちょっと暗い内緒が有ってもええやん)

右の画像が裏面やけど、スピーカーの穴をまぁるくテーパー状に成型。
これで、背圧の抜けがスムーズになり、スピーカーが仕事をしやすくなります。

当然穴の内径が広がるので、ドアの鉄板側もそれ以上にカット!
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ちゃんと切り口はペーパー掛けしてバリを取り、最終的には防錆処理もします。

ここまで出来たら、最終段階!
ダイポルギーぬりぬりして、ドア内部からステンレスキャップボルトでガッチリ固定し、バッフル周りはコーキング処理。
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純正のスピーカー端子カプラーは合わないので、先端部分だけスピーカーケーブルを変更。
最後に、スピーカーをこれまたボルトでガッチリと固定。
kansei2kansei3

これでスピーカーも安心して、良い仕事が出来るようになります。

良い仕事が出来る=良い音が出るってことです。

音場を目前に上げ、更に音のシャワーを作り出す!
【スーパーチューニング】

これは、内張り裏に施すメニューです。

これまでの【スーパーデッドニング】【スーパーインナーバッフル】の施工により、スピーカーユニットのクオリティーを最大限発揮できるようになったんですが最後の難関が待っています。

それが内張り君です。
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この内張り君がスピーカーから出てくる音(もしくはドア側全体から出る振動)に影響されて余計な音を発生したり音を溜め込んだりして、結果的に純粋な“良い音”の邪魔をするんです。

音は寂しがりやさんなんで、そんな余計な音とは知らずに交わったり音溜りに寄っていったりして、せっかくの純な音が汚されたり相殺されたりしてしまいます。

内張り君は余計なことせんと内張りでおってくれたらいいんです(笑)

その対策が【スーパーチューニング】です。

まずは余計なことせんように内張り裏全体に・・・
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ダイポルギーを内張り裏全面にぬりぬり。

そして、音の不良達が溜まらんように、  吸音材を要所要所に貼りつけます。
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これで完成です!

じみぃ~な施工ですが、これで音のシャワーを浴びることが出来るのです。

以上の【スーパー3点セット】とスピーカーユニットが絡み合って、初めて本来の【スピーカー】として音を奏でることが出来るようになります。

さて、肝心のサウンドですが・・・

ハッキリ言って、とても3万円弱のスピーカーの音とは思えません。

でも、製作した本人が言っても、説得力ないよねぇ~(汗)。

やはり是非聴いていただけるのが一番ですよね。

そこで、ある企画を考えました。
このECOな車にECOなオーディオシステム。
せっかく良いシステムが出来上がったので、新型Fit限定ではありますがアライブの新メニューとしてパッケージ化をしようと思います。

【スーパーFitパック】

内容は、このFitのシステムのままで・・・

・ JBL P662
・ スーパーデッドニング
・ スーパーインナーバッフル
・ スーパーチューニング
・ アクワイエ ダイナミックドレイン

ヘッドユニットは内蔵アンプベースと言うことでパックには入れません。
現状のヘッドユニットでの組み合わせです。
その方が、後にヘッドユニッ
トや外部アンプなどをステップアップする時でも、その都度ユニットの効果を100%体感する事が出来ます。
価格もパッケージ価格でリーズナブルな設定を考えています。

また、これに伴いキャンペーンもやろうかと思案中です。
当然、このFitを実際に聴いて頂ける様に試聴会も開催予定です。
近日中には、パッケージ価格とキャンペーン内容の告知をアップいたします。

今しばらくお待ちくださいませ。