DYNAUDIO Esotan 236 ~ 40th Anniversary ~ エスティマに取り付けました
今年の2月頃にデンマークの高級スピーカーメーカー「DYNAUDIO(ディナウディオ)」の新商品をご紹介しました。
あれから早速ご注文頂いてオーダーしていたのですが、当初4月頃に入荷予定だったのがコロナの影響で伸びに伸びて先月末にようやく入荷しました。
DYNAUDIO Esotan 236 - 40th Anniversary -
40周年モデルをめちゃめちゃアピってます(笑)
それだけ別格なのでしょう(笑)
その別格なサウンドを期待して、先日お客様の車に取付完了いたしました!!
取り付けたお車がこちら。
エスティマです。
このブログでもよく登場してる20年来の超常連様です。
おっと!!
なんかいつもと違う物が・・・
懐かしのアライブ大文字時代のメタルエンブレム!!
15年以上前に作っていた物なのですが、これを持っているという事は15年以上のお付き合いという証ですね(笑)
今回DYNAUDIO ESOTANを取り付けるという事で・・・
ナビのオープニング画面が40周年モデルに変更されていました(笑)
芸が細かいですね(笑)
スピーカーは前回取り付けたDLS GOTHIAです。
これを外してDYNAUDIOを取り付けます。
ただ製作済みのスーパーインナーバッフルやAピラー埋込加工は、DLS GOTHIAに合わせてワンオフ製作しているので、全く違うメーカーのDYNAUDIO ESOTANがそのまま取り付けられることはありません。
加工を施す必要がある事は想定していますが、それがどの程度の加工なのかは現物を合わせてみないとわかりません。
という事で早速仮合わせしてみました。
スピーカー内径はDYNAUDIO ESOTANの方が少し小さいのでどこにも干渉することなく入りました。
外形はほぼ同じです。
スピーカー固定穴位置は全く違いましたが留め代は十分なので、新たに鬼目ナット装着の穴を開けるだけで取付できそうです。
次はツィーター。
ツィーターは内径がDYNAUDIO ESOTANの方が直径で約3ミリ大きいだけで外形はほぼ同じでした。
ですので取付穴径を広げるだけで取り付け可能です。
ツィーター周りのスーパーリング
も加工することなくぴったりフィットです。
想定以上に簡単な加工で交換できました。
しかしまだ難題が残っております。
前回取付のDLS GOTHIAはパッシブネットワークをバイアンプ仕様に加工して鳴らしていました。
もちろん今回のDYNAUDIO ESOTANもバイアンプ仕様で鳴らします。
元のパッシブネットワークはバイアンプ接続は出来ません。
なので前回同様バイアンプ仕様に改造します。
回路を追っていき間違いの無いように何回もチェックしながら・・・
十分チェックはしていますが念には念を入れて、お店のスピーカーに接続して音出しチェックします。
正常な音が出たので車に取り付けます。
センタ―コンソールを外すとパッシブネットワークが出てきます。
センタ―コンソールを元に戻して最後にバイアンプのゲイン調整を行いすべて完成です。
肝心のサウンドですが・・・
エントリークラスとはいえ、やはりディナウディオサウンドです!!
タイトで解像度、芯のある低音域。
ベースラインなんてリアルでめちゃめちゃ気持ちいいです。
中高音域はかなり明瞭だが耳障りではなく、エージングが進めば空気感などよりリアリティーが増しそうな感じです。
40の文字をふんだんにアピールしてあるだけの事はあって別格でした!!
ただし、ただ単に取り付けるだけではその別格なサウンドは出せません!!
性能の良い(ディナウディオを制御できる)パワーアンプで鳴らす事は必須です。
またデッドニングやインナーバッフル等、ディナウディオを活かす確実な施工をする事も重要です。
以上の事が前提となりますが、格別のお勧めスピーカーシステムでございます!!