広島県よりお越しのアルファードに『スーパーデッドニング&スーパーチューニング同時施工』
本日は昨日よりお預かりのこちらのお車。
ご依頼いただいた施工内容は最近流行りの・・・
『スーパーデッドニング&スーパーチューニング同時施工』です。
※ 施工内容詳細はこちらをご参照ください。
オーディオは純正JBLシステムです。
この様なシステムは基本的にスピーカー交換は出来ません。
DSPを使えば出来る場合もありますがシステムバランスを崩す恐れもありますし、何よりも莫大な費用が掛かるので費用対効果的にも全くお勧めしません。
カーオーディオで悪い方向にドツボにはまる最大の原因が「システムバランスを崩す事」です。
物ありきで「高い物を付ければ良い音がする」という単純な発想で手を出すと・・・
沼から抜けれなくなりますのでご注意を(笑)
ダイポルギー塗る前の下地処理。
密着性を高めるために足付けをします。
これやっとかないとせっかく塗ったダイポルギーがペロペロと剥がれてしまいます。
乾燥させた後もう一度しっかりと塗り込んで乾燥させます。
昨日から寒くなったのでなかなか乾いてくれません(汗)
その間にスーパーデッドニングの施工。
アウターパネルをコンコンと叩きながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
ドアの下の方も貼ってます。
この辺りは手が入りにくいので押さえ付けるのも一苦労(汗)
指がつりそうになります。
スピーカーの背圧があたる部分に吸音材を貼り付けて余計な反射音を消します。
貼り付ける面には耐熱ボンドを吹き付けて剥がれにくいようにします。
ゴム質の制振材をサービスホールの大きさにカット。
サービスホールの縁にも耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
ボルトでガッチリと固定。
取外しも容易になりましたので一石二鳥です!!
ココからスーパーデッドニング最終工程。
実際に音楽を鳴らしてインナーパネルの響きをコントロールしていきます。
音楽を鳴らすとスピーカーの振動がインナーパネルに伝わっていきます。
手で触れて響きを感じ取りながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
ダッシュボード奥の左右スコーカーとセンタースピーカーを取外し。
外した穴にシンサレート吸音材をスピーカーを包み込むように装着します。
この効果でヴォーカルなどの中音域の音に芯が出てドアスピーカーとの音の繋がりが自然になります。
そうこうしている間にダイポルギーが乾き内張り裏の要所要所に吸音材を貼り付け。
内張りを取り付けてすべて完成です。
サウンドセッティングは全てフラットでOK。
ありがとうございました。