コペンにJBLスピーカー&インナーバッフル製作。静岡県より
今回は・・・
静岡県からお越しいただきました!
静岡県というと、
今回の● スーパーデッドニング
● スーパーインナーバッフル
● スーパーチューニング
● ツィーターピラー埋め込
● ヘッドユニット電源バッ直
● スピーカーケーブル交換
以上の内容で、ヘッドユニットは現状のナビヘッドを使用しました。
で、今回チョイスしたスピーカーはこれ・・・
JBL P560C 標準価格37,800円(税込)
今回は5インチを選択しました。
コペンは内張り内クリアランスが非常に狭く、今回のようにスーパーインナーバッフルで施工の場合、6インチ口径だとバッフルボードの面積が狭くなってしまい、せっかくのバッフル効果が半減してしまいます。
スピーカーユニットの性能を100%活かしきる為に、あえて5インチ口径を選択しバッフルの面積を出来るだけ確保する方向でご提案させていただきました。
バッフル効果が出ないという事は、ユニットも活かしきれないし、スーパーデッドニングの効果も発揮できません。
何事もトータルバランスが大事です。
一部分だけが良くても、周りが悪ければその良さも発揮できず、結果出てくる音に影響してしまいます。
バッフル効果を出すために、内張りがはまる範囲内で出来る限りの面積を確保!
先程も言いましたが、コペンは内張り内のクリアランスが非常に狭い為、厚み等をミリ単位で設計しないとスピーカーが内張りに干渉してしまいます。
かといって、ただのリングバッフルではバッフルボードの響きが出ません。
それじゃぁ、スーパーインナーバッフルの意味がな~い!
意外とココに細かい神経を使います(汗)。
知恵熱でそうになるヨヨヨ・・・
位置合わせと型が決まると、バッフルの響きが出るように各所成型。
制振塗料のダイポルギーを何回かに別けてしっかりと塗りこみます。
予め開けておいた穴に鬼目ナットを装着。
ボルトでガッチリ固定し、隙間をコーキング処理。
スーパーデッドニングとともに完成。
おっと・・・
スピーカー裏に、スーパーチューニング
内張り裏全面にダイポルギーを惜しみなく塗り重ねます。
塗る前に脱脂等の下地処理が、とぉ~っても大切!!
ただでさえ、基本的に何も引っ付いてくれないPP素材の内張り!
地味な作業の下地処理やけど、ココを手抜きすると・・・
全て台無し(涙)
スピーカーが干渉しないようにグリル周りを削り、要所要所に吸音材を貼り付けて完成です。
ツィーターは、高域を再生しつつ心地の良い音の空間や奥行きを創り出します。
それには、ベストな取付け位置と角度が要です。
ツィーターリングをベストな角度で固定し、パテを盛付け・・・
きれいな曲線になるように成型。
ピラー全体にも制振塗料ダイポルギーを塗りこみます。
内装と違和感が出ないように、レザーを貼りつけます。
これら一連の作業も、やはり地味ぃ~な下地処理が絡んでる事をお忘れなく。
ピラー裏に、吸音材を装着してより空間を再現出来るようにします。
ツィーター周りに、アライブオリジナルのスーパーリングを装着して完成。
今回は、ナビヘッドの内蔵アンプ駆動のシステムなんですが、内蔵アンプと言っても、アンプはスピーカーを駆動するための大切なパーツです。
そのアンプにしっかりと仕事をしてもらうために、良質な安定した餌を与えましょう(笑)。
今回は、この『環境を整えるパーツ』もその中の一部分です。
以上で、完成です。
後日、オーナー様より感想メールをいただきました。
では、ご覧ください。
コペンで御世話になりました○○です。
一週間聞きまくったので、少し感想などを・・・。
明石からの帰り道、ずっと聞きながら帰ったんですが、いやぁびっくり!
全然疲れなかったし、頭も痛くならなかったですね。
施工前は、30分もすれば頭が痛くなってきて音量を下げていたんですけどねぇ(淡路島経由で帰り道6.5時間聞きっぱなし!)
あと、イコライザーをいじったときに、音の変化がすごすぎる!
一つ上下に動かすだけで大きく音が変わってしまい、これは困ったぞ、と。
今までは、イコライザーを大きく変化させなければ変化が分かりづらかったんですが、今は少し変えただけでもスピーカーから出てくる音は全然別物になってしまい、丁度良い所にたどり着けないというw
イコライザーの変化量がもっと細かくなってくれればいいのにと思ってしまう。
これはやはり、ヘッドユニットからの音を忠実に再現しているからなんでしょうね。
最初は高音域で少し耳障りな部分があったんで、上記のようにいろいろ調整していたんですが、ここ3~4日で気にならなくなってきました。
アタリがついてきたのか身体が馴染んだのか・・・。
イコライザーをいじる必要が無くなってきたのは横着者にはありがたい事ですw
最近聞いていなかったアーティストのCD引っ張り出して聞いたりもしました。
久保田利伸、大黒摩季、他ユーロビートアレンジの曲も良かったですね。
いろんなCDの音が楽しめるんで、他のジャンルのCDも聞いてみたくなってますよ、ホントに(アコースティックギターのCD探すっていう方がおられましたが、気持ちはよ~くわかります)
まぁ、色々聞いてみたんですが、実はまだオープンでは聞いていないという。
急に寒くなったり、雨が降ったりで、なかなかチャンスが無かったんで、今日の雨がやんだら試してみます。ジャンパーも準備できたし。
色々書きましたが、「楽しい!」の一言ですね。
今までにない音で毎日楽しんでおります。
すでにヘッドユニット交換のための貯金
を始めたり、つぎなるわくわくを求めて動き始めています。
遠いところを、ありがとうございました。