アルトターボRSの他店で施工済みのデッドニングを、スーパーデッドニングにリニューアル!!高砂市より
本日からこちらのお車が入庫。
良い感じに車高が低くてかっちょいいですね。
今回メインの施工内容はスーパーデッドニングですが、既にスピーカー、アンプ、デッドニングと一通り他店ですでに施工済みです。
ある時・・・
『結構なお金をかけて一通りのシステムを組んだものの、音は変わったけどそれが良い音なのか?どうなのか?』
と、いまいち納得がいかず、ご相談に来られました。
ナビはアルパイン。
スピーカーもアルパイン、これ結構高いやつです。
現状の音を聞いてみると・・・
音が良いとか悪いとか以前に、まずノイズがすごい(汗)
で、高域がキンキン、低音スカスカ、とても聞いてられません(汗)
『デッドニングは勧められるがままに施工しているが、ドアの中を見たことがないのでどんな施工をしてるは解らない』
との事。
内張り付けてしまうと中がどうなってるか見えないので当然ですね。
しかしアライブでは施行中の写真を施工後にご覧になって頂きながら、いろいろとご説明させて頂いています。
それにこのブログでもすべてオープンに公開してますので、『どんなデッドニングの施工をしているかわからない』ってことはありえません(笑)
取り敢えずシート下に設置してあるパワーアンプを見たら配線ぐちゃぐちゃ・・・(汗)
更にこのスピーカーのクオリティーを活かす接続方法になってなくて、このシステムを全く活かしきれていない(汗)
こんな状態を改善する為の施工メニューとして・・・
- スーパーデッドニングへのリニューアル。
- 配線の整理と接続変更。
- アンプゲイン調整とサウンドセッティング。
をご予算の範囲内で行う事にしました。
まずはシート他、内装ばらしから。
助手席下にパワーアンプと左側のネットワーク、運転席下に右側ネットワークが登場。
このスピーカーのパッシブネットワークは『バイアンプ』接続が可能でミッド、ツィーターそれぞれ別々にアンプからの入力が可能です。
バイアンプ接続をするためには、左右のツィーターとミッドの合計4チャンネル分のアンプが必要なのですが、このアルパインのアンプは4チャンネルなのでバイアンプでのシステム構成が可能です。
バイアンプ接続にするとツィーター、ミッドそれぞれ独立してアンプのゲイン調整ができるようになるので、音が出てからの細かなサウンド調整が可能となります。
しかし現状は2チャンネルのブリッジ出力の通常の接続方法です。
この現状から無駄に束ねてある配線の整理とバイアンプ接続へ変更します。
そして未知の領域のドア内部は・・・
サービスホールを塞
いで、巷のデッドニングで流行りのレアルシルトが一枚だけ・・・
元々純正で貼ってあるビニールを固定してるブチルが無造作に残っています(汗)
残っていても音には何の支障もないのですが、仕事に対する拘りがあるかないかが見えますね。
また、残っているという事はちゃんと脱脂していないという事でもあります。
なのでドアの中もどんな仕事をしているかは大体想像がつきます。
取り敢えずサービスホールを塞いでいる黒い物体を取っ払います!!
出ました!!
想像通り流行りのレアルシルトを規則正しく貼っています。
スピーカー裏にはスーパーデッドニングでも使っているアクワイエ吸音材が貼ってあります。
この時点で察しはついていたのですが下の方を軽く引っ張てみると・・・
って笑い事じゃないですよね(汗)
想像通り脱脂処理がきっちりとされていませんでしたね(汗)
ただ車がまだ新しいので、ドアの下の方以外は脂分や汚れが少ないので脱脂処理を行っていなくてもそれなりに密着します。
とくに規則正しく貼ってあるレアルシルト制振材の粘着力はかなり強いので、この吸音材のようにペロペロっと簡単には剥がれないでしょう。
そんな想像をしながら一番過酷なレアルシルト剥がしへ・・・
予想通りの密着具合でした(汗)
無理やり引っ張るとドアの鉄板が凹んでしまうので慎重にジワジワと剥がします。
なのでめちゃめちゃ時間かかりました。
ここまでで約5時間弱の時間を要しました(汗)
通常のスーパーデッドニングなら、ほぼ終了している時間ですね。
なので今回のような剥がし作業がある場合は1日では出来ません。
続きはまた明日~!!