R56 MINI Cooper S | 純正スピーカーに、『スーパーデッドニングMINI仕様』施工。
施工内容は『スーパーデッドニングMINI仕様』です。
このR56MINIはスピーカーの構成とドアの構造が非常に特殊ですので、通常のスーパーデッドニングの施工内容が通用しません。
ドアにミッドバスとスコーカーが装着されています。
一見3ウェイ構成かと思いきや標準の純正オーディオにはツィーターがありません。
変則2ウェイです(笑)
さらにドア内部の構造もかなり特殊です。
内張りの一部分が外れるだけで大半はドア側に残ります。
ここからの脱着は非常に困難な作業となりますが、施工効果的に外す意味がありませんのでこの状態での施工となります。
通常のスーパーデッドニングの施工に使用している制振材は使えませんので制振塗料『ダイポルギー』と吸音材を使用しての現状の状況に応じたスーパーデッドニングとなります。
名付けて『スーパーデッドニングMINI仕様』です!!
施工内容からするとスーパーデッドニングというよりスーパーチューニングと言った方がいいかもしれませんが、箱の響きの基礎作りということでここはスーパーデッドニングにしておきます。
まぁ、どっちでもいいんですけどね(笑)
ただ今回の施工内容はあくまでも響きの基礎作りが目的の施工ですので、ツィーターの無い変則2ウェイが原因で音を悪くしている部分までは改善できません。
そこはまた別問題となります。
その解決策としてはまともな3ウェイ構成のスピーカーユニットへ交換することをお勧めいたします。
ちょっと古い記事なので今とは仕様が変わっていますが、詳しくは『R56MINI専用JBLスピーカーシステムへ交換』をご参照ください。
内張りの見えない部分にダイポルギーを塗るのですが、余計な部分に付着しないように養生します。
ダイポルギーが密着するように特殊なペーパーでしっかりと足付け(下地処理)をします。
外した内張り裏にもダイポルギーを塗るのでしっかりと足付けをします。
全面に塗ってからある程度乾燥させてまた塗り込んでいきます。
適度な厚みになるまで塗り込まないと効果が出ません。
しっかりと塗り込んだ後は確実に乾燥させますので一晩寝かせます。
今の時期は乾燥も早いのですが冬場はなかなか乾きません。
このような工程での施工ですので『スーパーデッドニングMINI仕様』は一泊二日のお預かりとなります。
続きはまた明日~