スイフトスポーツにモスコニアンプ装着
先週、モスコニアンプ装着でお預かりしていたスイフトスポーツです。
前回装着したDLS RS6Nのパッシブネットワークが現れます。
今回装着するアンプ『mosconi ONE60.4』は小型サイズなのでシート下に収まります。
特にスイフトはリア席用のヒーターダクトもなくシート下のフロアーがフラットなので、アンプ設置にはベストな環境です。
RS6Nのパッシブネットワークはもともとツィーター用とミッドレンジ用にそれぞれ別れていますので、アンプからの入力端子が合計4つあります。
4chアンプを使用することによって各ネットワークにアンプからのスピーカー信号を、それぞれ1chづつ入力する『バイアンプ接続』が可能です。
バイアンプ接続によりツィーター、ミッドそれぞれ独立したゲイン調整が可能となり、ツィーターとミッドの音の繋がりをより細かくセッティングすることが出来ます。
簡単に言えば『RS6Nのクオリティーを更に発揮することが出来る』という事です!!
アンプ用の電源ケーブルをバッテリーのプラスとマイナス端子から室内側へ引込みます。
ここから室内へ引込み、防水のためのコーキング処理を施します。
走行中に振動で外れたりしたら大事故にも繋がりますので確実に固定出来る所、且つバッテリー交換等の車両メンテナンス時に極力邪魔にならない所へ設置します。
その場所に合わせて先ほどのアングルを制作しています。
ヒューズホルダーの設置なんて簡単そうに思われますが、そんな最適な場所を万が一の事を想定しながら探していると結構時間かかるし神経も使います。
電源ケーブルも万が一を想定して外れないようにしっかり固定します。
で、室内側へ
新たにパッシブネットワークとアンプを設置するためのボードを制作。
アンプの下は下駄状にしてアンプを浮かすように設置し放熱効率をアップしています。
シートを元に戻します。
シートサイドからアンプの調整部分が見えます。
アンプ設置位置を決める時からこうなることは想定済み。
この位置だとシートに座った状態でゲイン調整が出来るのです!!
座った状態でゲイン調整が出来るということは、実際に音楽を聴く状態で調整が出来るということです。
バイアンプのゲイン調整は非常にシビアな調整になります。
音楽を聴き目を閉じて神経を集中させてゲイン調整のつまみをコンマ何ミリの世界で動かします。
不思議とこのドライバーじゃないと良い音が決まらないのです(笑)
端から観てると怪しい人に見えるでしょうね(笑)
でもそれくらいゲイン調整は難しいのです。