アクセラの純正BOSEスピーカーに、スーパーデッドニング施工。大阪からご来店
アクセラです。
渋い!
ホイールがフェンダーとツラツラで、車高の低さも良い感じでカッコいいです!
斜め後ろからのアングルが、個人的にお気に入りです!
オーディオもそうですが、外観のドレスアップも「トータルバランス」が大切ですね。
ホイールだけかっこよくても、車高がノーマルだったり、逆に低すぎたり・・・
ホイールが極端に大きすぎたり、フェンダーの中に入ってたり、逆にはみ出てたり・・・
どこかが足りないだけで、同じ車でもかっこ悪くなったりしますね。
車弄りなんて人それぞれなんですが、パッと見てカッコ良く目を引く車って、
それがノーマルだとしても、トータルで仕上がってるものです。
中途半端にして逆にカッコ悪くなるなら、純正のノーマルの方がトータルバランス的に見てカッコ良いですね。
カーオーディオのシステムバランスと同じです。
このアクセラのお客様は・・・
大阪からお越しいただきました。
オーディオシステムのほうですが、アクセラや、アテンザに多い・・・
純正BOSEシステムです。
「BOSEシステム」と言うくらいですので、デッキ、アンプ、スピーカーと全てシステム化されています。
実はこのシステムが厄介でして・・・
基本的に一般のオーディオのように、スピーカーだけとか、デッキだけとか、交換する事が出来ません(汗)
(交換する必要が無いからシステム化されてるんですが・・・)
システムバランスを一番に考えると、一般的な純正オーディオでも闇雲に交換する事は逆効果になったりもしますが、
でもそれなりに音は鳴ります。
しかし、この車のBOSEシステムのようなオーディオメーカーのシステムの場合、
ユニット交換は物理的に無理なパターンがほとんどです。
極端に言えば音が鳴らないとか、音は鳴っても極端に小さかったりとか、
ヴォリュームを少し上げただけですぐに音が歪んでしまったりとか・・・
それなりに鳴る・・・という以前の問題が出てきます。
かと言って特別良い音がしてるかというと・・・
???な感じ・・・
『BOSEシステムだから良い音してるんだ!』
『BOSEシステムだから良い音に違いない・・・』
そう思い込んでる部分も多少はあるんじゃない・・・かな?
でも逆に・・・
『BOSEシステムなのに・・・あれ・・・???』
って思ってる方もいると思います。
(実際にそういう声はよく聴きますが・・・)
そう思ったとき・・・
『スピーカーでも変えようか』
一般的なオーディオの場合はそれでもいいんです。
が・・・
このようなシステムの場合、そう言う訳にいかないんです。
もしそれでもスピーカーを変えたければ、全てのシステムの総換えになります(汗)
そうなると・・・
デッキを何処へつけるのか?
純正を外して加工してつけれたとしても、あの統一されたインテリアが崩れてしまいます。
それに、純正デッキはエアコンのコントロール関係とも連動していますので、外す事が不可能です。
無理矢理外してエアコンのコントロールが出来なくなったりしたら、車としての機能が損なわれます。
アライブでも、数年前・・・もっと前かな?
当時はそんな加工取付けの依頼が多く、というかそんな作業が大半でした(笑)
何かの挑戦かのようにやってた時期もありました(笑)
でも、そのときの車両側の電気系統は割と理解しやすく、
かといって決して容易ではなかったですが、やって出来ない事は無いレベルでした。
しかし・・・
年々車両側の電気系統は基盤化されていき、とても配線加工で出来るレベルじゃなくなってきました。
それに、インテリアのデザインもより統一化されるようになり、加工が困難になってきました。
なので今は当時のような、何かに挑戦するかのような加工はやっていません(笑)
車あってのカーオーディオです。
そこまでのリスクを背負ってする意味は無いんじゃ無いかな・・・と思ったりします。
ちょっと話がそれましたが・・・
では、このBOSEシステムのような場合は音質向上は求められないのか・・・???
そんな事はありません!
BOSEシステムと言えども、スピーカーは一般的なオーディオのようにドアに付いています。
システム自体は、BOSEと言うすばらしいユニットが装着されています。
しかし・・・
そのBOSEでも肝心な部分が・・・
そうです、『スピーカーボックス』が無い!
ここの部分は一般的なオーディオシステムと同じです。
箱の響きがちゃんと整っていないから、
「あれ?BOSEシステムなのに・・・???」
なんです!
要は・・・
『せっかくのBOSEシステムが活かされてない』
って事なんです!
こんなシステムにこそ『スーパーデッドニング』です!
内張りを外すと、マツダ車特有のパネル一体型のタイプでサービスホールがありません。
スーパーデッドニングは、サービスホールの穴を塞ぎドアをただ箱にするだけのデッドニングではなく、
ドアへ伝わるスピーカーの振動をコントロールして、スピーカーボックスの響きを創り出すように施工しています。
ですので、マツダ車のようにサービスホールが開いていなくても問題なく施工可能です。
ガラスを外し、樹脂製のパネルを外します。
するとこんなに大きな穴が開きます。
ここまで外すとアウターパネルへの作業がしやすいです。
丁寧に脱脂処理をし、アウターパネルのポイント部分に制振材を貼付け、
しっかりと押さえていきます。
樹脂パネルを元に戻し、ガラスを取り付けます。
ここからはいつもと同じように音楽を鳴らしながら、
樹脂パネルに伝わる振動をコントロールしていきます。
以上で完成です。