コペンのカロッツェリアスピーカーにスーパーデッドニング施工。大阪府より
コペンです。
大阪からお越しいただきました。
スーパーデッドニング・タイコバージョンの施工です。
カロッツェリアのCDヘッド。
内張り外すと・・・
カロッツェリアのコアキシャルタイプのスピーカーに交換済みです。
しかし・・・
スピーカーを取り付けてるビスの部分を良く見てみると・・・
ちゃんと留まってないっ!!!!
引っ掛けてあるだけって感じです(汗)
コペンの純正スピーカーは3点のビスで固定されているのですが、純正スピーカーの場合はその穴に合うようになっているので、3点でもきっちりと固定されています。
しかしスピーカーを交換した場合、純正の固定穴にきっちりと合わない場合があります。
このコペンの場合もそのパターンで、純正の固定穴のほうが広い位置にあり、スピーカーのフレームに何とかかかってる状態で留まっています。
これでは、『ただ単に、スピーカーを取り付けただけ』状態です(汗)
スピーカーユニットはきっちりと土台(この場合はドアの鉄板)に固定されてこそ、その役割を発揮するのです。
きっちりと固定されていないとスピーカーコーンの振動が半減してしまい、結果的にスピーカーユニットが本来の仕事を100%する事ができず、本当の音色が出なくなってしまいます。
極端な例で言うと、糸電話って子供の頃やった事があると思うのですが、あれって糸をピィーンと張っていないと声が伝わらないですよね?
それと同じ様な感じです。
また、きっちりとドアのインナーパネルに固定されている事によりスピーカーからの振動がインナーパネルに伝わり、その振動をコントロールする『スーパーデッドニング』効果が活きてきます。
この状態では、スーパーデッドニング効果も100%活かす事ができません(汗)
アライブのオリジナルな施工法は、スーパーデッドニングだけに限らず、その他全ての施工においてその“物”を活かす為の施工です。
●サービスホールの穴を塞いで制振材を貼る事が目的のデッドニングではありません。
●スピーカーを固定する為の土台が目的のインナーバッフルではありません。
全て、スピーカーが本来の仕事が出来る環境を作るための施工法です。
スーパーシリーズそれぞれが、それぞれの役割をする部分があり、それらが全てトータルで一致した時に初めてカーオーディオというコンポが完成するのです。
システムバランスを考慮したシステム構築から、そのシステムの各ユニットを活かす為の施工法までの『トータルバランス』が大切です。
ちょっと話がそれましたが・・・
このままではスーパーデッドニング効果が半減してしまうので、きっちりとスピーカーが固定できるように新たに固定の穴を増やしました。
ここからは通常の施工に戻ります。
アウターパネル、インナーパネルとも綺麗に脱脂処理をし、まずアウターパネル側のポイント部分に制振材を貼付けしっかりと押さえ付けます。
アクワイエ吸音材。
スピーカーをきっちりと固定し、タイコバージョンでサービスホールを塞ぎ音出しをしながらインナーパネルの振動をコントロールしていきます。
以上で完成です。
◆ スーパーデッドニング・タイコバージョン
施工金額・・・68,000円(税込)
※ フロントドア左右の施工。アクワイエ吸音材 4,725円(税込)含む。
施工時間・・・約6時間
※ 午前中お越しいただくと、18時頃のお引渡しです。