先日スーパーデッドニング施工をしたコペンが早くもシステムアップ!

つい先日、gaikan2gaikan1

早くも純正スピーカーの音色に限界を感じ、スピーカーのグレードアップです!

純正スピーカーの状態でスーパーデッドニングのみの効果を体感して頂けた事により、箱の響きの大切さや、それを創り出す施工の重要性を身をもってご理解して頂く事が出来ました。

なら、この状態で更にスピーカーを変えると一体どんな音色になるんだ!?!?!?



今回チョイスしたスピーカーは、またまたDLSです(笑)

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まずはアウターバッフルの形決めから。

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ただ闇雲に形を決めると後々取り返しの付かない事に・・・

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ドア側の形状も見ながらスピーカーやインナーベースの固定位置、またドアを閉めた時にダッシュボードやグローブボックスの開閉等への干渉は無いか等など、 音の事も大切ですが車両側への影響も考慮し全ての条件がクリアー出来、そこで始めてアウターバッフルの形状が決まります。

この時点で頭の中では施工順序や取付順序、バッフルの厚みなどある程度先の工程まで完成しています。

かなりの集中力を要します(汗)

知恵熱出ます(汗)

しかし・・・

歳をとるにつれ、それが衰えて・・・

最後には・・・

・・・いやいや!!

まだまだ大丈夫!!!

と思ってます(笑)

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インナーベースを仮固定し、固定用の鬼目ナットを埋める穴とボルトを通す穴を狂い無く開けていきます。
これがちょっとでもずれるとバッフルの締め付けが出来ません。

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同時にスピーカーの穴に被ってる鉄板を、音抜けの邪魔をしない様にカットします。

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制振塗料ダイポルギーを程よい厚みで塗りこみます。

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インナーベースを、ドア内部からステンレスキャップボルトを使用し固定。
バッフル周りはコーキングで処理しています。
スピーカー穴内部のドアの鉄板との繋がり部分には、防水テープを貼り付けています。

ここまではスーパーインナーバッフルの工程と同じです。
スーパーインナーバッフルの場合は、これにスピーカーを固定して完成ですが、今回はスーパーアウターバッフルです。

このインナーベースは、アウターバッフルを固定する為の土台になります。

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アウターバッフルの周りに、パテを盛るためのリブを取付。

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内張りをきっちりと固定し、インナーベースにアウターバッフルを仮固定します。

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パテをもりもり。

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パテを綺麗に成型して、形状が合うか実際にドアに固定してチェック。

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アウターバッフルにもダイポルギーを塗りこみ、表面を均してレーザーを貼ります。

ここまでで、アウターバッフル自体の完成です。

スーパーアウターバッフルは、インナーベースとアウターバッフルの間に内張りを挟み込んで取り付けるので、先に内張りを取り付けないといけません。

内張りを付ける前に、【スーパーチューニング】を施します。

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内張り裏にダイポルギーを惜しみなく適正な厚みで塗りこみ、要所要所に吸音材を貼り付けます。

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内張りを取付け、スーパーアウターバッフルをインナーベースにがっちりと固定します。

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最後にスピーカーをステンレスキャップボルトを使用し、満遍なく均等なトルクで締め付けていきます。

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これはスピーカーグリルのベースです。
ちょっと解りにくいですが、スピーカーから出てくる音がスムーズに広がるように、スピーカー周りの面を加工しています。

さらに、これにもダイポルギーを塗り最後にサランネットを巻いて、アウターバッフルにはめ込んで完成です!

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グリルをはめ込むとパッと見は純正のようでスピーカーが変わってるようには見えません(笑)

・・・良いのか、悪いのか???

以上でスピーカーとして完成です!

お次は、ツィーターをピラーへ埋め込みです。

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ツィーターを固定する土台になるリングを作成し、ドアスピーカーから上がってくる音を引っ張り上げ、更に奥行きや広がりなどの空間を創り出す様な適正な角度で仮固定します。

左右の角度はそれぞれ若干違っています。

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パテ成型し、このピラーにもダイポルギーを塗りこみます。

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表面を均した後、レザー張りです。
写真は無いですが、ピラー裏には車両側から伝わってくる余計な音を消す為に、吸音材を貼り付けています。

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最後にスーパーリングを取り付けて完成です。
これはツィーターから出てくる音を拡散する効果があり、自然な広がりが出るようになります。

ツィーターは単品で見れば高域を再生する役割のスピーカーですが、ミッドレンジを含めたスピーカーとしての本来の役割は、音楽全体の空間や表現を創り出すとても大切な小さな巨人です。

お次はパッシブネットワークの固定と、スピーカーケーブルのワイヤリングです。

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シートやセンターコンソール等をバラし、カーペットを捲ってノイズが乗らないような所にスピーカーケーブルを這わしていきます。

コペンの室内は非常に狭い(汗)
そんなに大きくもないパッシブネットワークですら、取付場所に困ります(汗)

いろいろ試行錯誤した結果、運転席と助手席の間のこの部分に決定!

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ベースになるボードを製作し、ボルトできっちりと固定します。

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以上で全て終了~

ここまでの内容で約1週間のお預かりになります。

たまたま納車時にもう一台コペンが来てました。

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毎度ながらコペンをここまで仕上げると、ほんまに気持ち良い音になります。
特にオープンにして車の背後で聴くと野外ライブを聴いてる様な錯覚に陥ります!!