ロードスター、スーパーインナーバッフル完成!!
今日もめちゃめちゃいい天気。
海に行きたい気分になりますね(^O^)
忙しいのでなかなかいけませんが、そのうちスキを見ていってきます(笑)
先日からお預りのロードスターさん。
スーパーインナーバッフル完成しました!!
ドアに取り付けた事を想定して内張りを取り付けた時に干渉しそうなところをチェックします。
内張り側、インナーバッフル側それぞれ干渉しそうな部分を削って微調整します。
完全に形が出来上がったら制振塗料ダイポルギーをしっかりと塗り込みます。
防水効果とバッフル自体の余計な共振を防ぐ効果があります。
その間にスーパーデッドニングの工程へ。
アウターパネルの裏側をコンコンと叩きながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
敢えて適当な大きさにカットしてある制振材の中から最適な大きさの物を選んで、ポイント部分に貼り付けます。
こんな感じでアウターパネルの響きをコントロールしていきます。
ドアの鉄板の響きを殺してしまうデッドニングではなく、ベース音の余韻等の音楽を聴くうえで心地良く感じる響きになるように調整していくのがスーパーデッドニングの考え方、施工法です。
ドアをスピーカーボックスと見立てるというより楽器のボディと見立てた考え方です。
ギターやピアノ等、楽器の音色は楽器本体の響きで良い音色が出るかどうかが決まります。
車のスピーカーの場合、ドアを楽器の本体と見立てると自ずと「なぜ車のスピーカーの音が悪いのか?」という事の答えが見えてきますね。
その考え方で作り出すサウンドが「アライブサウンド」です。
話を戻しまして・・・
スピーカーの背圧があたる面にアクワイエ吸音材を貼り付けます。
スピーカーの背面から出る音がドアのパネルに当たって反射してきます。
その反射音が出音とぶつかり合って音のこもりの原因等になります。
その反射音を防ぐために吸音材を貼り付けます。
貼り付ける面には剥がれにくいように耐熱ボンドを吹き付けます。
いよいよドアに固定します。
スーパーインナーバッフルの裏面(ドアと密着する部分)にコーキング材を塗り込みます。
ドア内部からステンレスキャップボルトで確実に固定していきます。
インナーバッフル周りと雨水があたる内部にコーキング材をしっかりと塗り込みます。
特に内部は確実に塗り込んで防水処理をしておきます。
しばらく音出しをして少しエージングを行います。
そしてスーパーデッドニング最終工程へ進んでいきます。
では本日も一日よろしくお願いいたします。