カングー、DLS RS6.2スピーカー取り外し完成
車両乗り換えの為、オーディオ純正戻しのカングー。
ナビの内蔵アンプから助手席下へ設置していたパッシブネットワークへ、パッシブネットワークから各スピーカーへとスピーカーケーブル交換も行っていました。
パッシブネットワークを外してしまうのでスピーカーケーブルも純正経路に戻します。
車室内側からドア側への各配線類はドア開閉部分で特殊なカプラーで接続されています。
最近の車両はこのタイプが多いのでスピーカーケーブル交換時は非常に悩ましい形状ではありますが、ドア交換等の車両メンテナンス的には良いですね。
アライブでは常に車両のメンテナンス時の事を想定した施工を心がけていますので、車両メンテ時でも普通にカプラーが外れるように細工を施します。
その細工を元に戻します。
スピーカーを外しても音が出るようにしなくてはいけません。
しかしガッチリとスーパーインナーバッフルを固定していますのでこの状態では純正スピーカーを付ける事が出来ません。
スーパーインナーバッフルを外そうと思えば外せない事はないですがコーキングで一体化されているためにそれなりに手間がかかってしまいます。
その手間暇の時間と費用が勿体ないですね。
という事でオーナーさんがヤフオク(2,000円)でゲットした中古のスピーカーを取り付けることに(笑)
より手間暇を省くためにあえてコアキシャルタイプです。
かなり年代物のアゼストのスピーカーですが、この時代の国産スピーカーの音ってめちゃめちゃ良い音するんですよね。
なんて言うか「音楽を奏でてる」っていう感じで聞いていて心地いいんですよね。
内張り戻して音を聞いてみたんですが想定以上の極上サウンドにビックリでした!!
このスピーカーの特性というか音色自体がそうさせているのもありますが、よくよく考えてみると『スーパーデッドニング』『スーパーインナーバッフル』『スーパーチューニング』というスーパー施工フルメニューが施されたドアに装着されているのですからそれもそのはずですね(笑)
何とも贅沢な仕様です!!
解ってはいることですが、『カーオーディオのスピーカーってその物の特性を活かす施工法が重要なんだ』ってことを再認識した感じですね。
次にこのカングーに乗る方はめちゃめちゃラッキーかもしれないですね。