デリカD5の純正スピーカーに、スーパーデッドニング施工。大阪府箕面市より
本日もスーパーデッドニングです(^O^)
そして昨日に引き続き県外からのお客様。
大阪府箕面市よりお越し頂いております。
ありがとうございます。
三菱車のスピーカーはビス固定ではなく差し込んで右へ回して固定するタイプです。
かなりギュッと締まり込む感じでしっかりと固定されます。
ただスピーカー周りのクリアランスがあまりないのでスピーカー交換時はサイズに要注意です。
オーバーサイズのスピーカーに交換して固定方法が適当になってしまうくらいなら、ギュッと締まり込んでしっかりと固定される純正スピーカーの方がまともな音が鳴ります。
市販されているカーオーディオのスピーカーはただの部品として売っているだけであって完成された本来のスピーカーではありません。
物(スピーカー)の良し悪しも重要ですが、それ以前に固定方法等の施工法がもっともっと重要なのです。
純正の防水ビニールを剥がします。
固定してあるブチルが伸びまくりでなかなか取れません(>_<)
後はガムテープでひたすらペチャペチャと地道に取り除いていきます。
ここまで取れるとあとは溶剤で拭き取ります。
ドア内部も丁寧に脱脂処理。
ここまで結構時間かかりました(汗)
アウターパネル裏をコンコンと叩きながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
スピーカー裏の背圧があたる部分に、オーディオテクニカのアクワイエ吸音材を貼り付けます。
貼り付ける面に耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化しておきます。
貼り付けました。
これでスピーカー裏から出る音が鉄板に当たって反射するのを防ぐ事が出来ます。
次はサービスホールを塞ぐカバーを、ゴム質の制振材を利用して切り出します。
サービスホールの縁にも耐熱ボンドを吹き付けて粘着を強化します。
これをやっておかないと後々勝手に剥がれてくる可能性大です。
ヒートガンで炙りながら太鼓の革を張る様な感じで貼り付けます。
スピーカーを取り付けてここから実際に音楽を鳴らします。
音楽を鳴らすとスピーカーの響きがドアのインナーパネルに伝わっていきます。
手で触れて響きを感じ取りながら制振材を貼り付けるポイントを探ります。
敢えて適当な大きさにカットしてある制振材の中から、最適な大きさの物を選んでポイント部分に貼り付けます。
最後にナビのサウンド調整機能の調整です。
と言ってもX-OVER項目しか使いません。
他の調整機能はスーパーデッドニング効果で調整する必要がありません。
クロスオーバー項目で前後スピーカーのバランスと、ハイパスフィルターを使ってかなり低い低音域をカットします。
この機能を使う事によって少しボワつく部分の低音域が消えて、タイトで心地よい低音が響くようになります。
また中音域がよりはっきりと聞こえるようになり音の定位が上がり、フロントガラス付近からサウンドが降り注ぐようになります。
これですべて完成です。
※ 追記・・・オーナー様から施工後のご感想メールを頂きました。
● こちらからご覧ください。