レヴォーグ、スーパーインナーバッフル製作過程。最終章!!
いよいよレヴォーグさんのスーパーインナーバッフル製作過程の最終章です(笑)
ゴム質の制振材をサービスホールの穴の形状にカットします。
サービスホールの縁に耐熱ボンドを塗って制振材の粘着を強化します。
サービスホールを塞いだ後スピーカーをスーパーインナーバッフルにボルトでがっちりと固定します。
音楽を鳴らしながら、ドアのインナーパネルの響きを音楽全体のバランスを整えるような感じで制振材を利用して調整していきます。
これはスーパーデッドニングの最終工程となるのですが、何も施行しない状態だとスピーカーから伝わるドアの鉄板の響きがバラバラに響いてしまうので本来出るべき音がかき消されたり、逆にある帯域だけが出過ぎたりして聴感上うるさいだけの音になってしまいます。
特にヴォリュームをあげていくと、ただただうるさいだけの音になってしまいます。
このスーパーデッドニング最終工程でドアのインナーパネルの響きを整えることによって埋もれていた音が出て、無駄に出過ぎていた音が引っ込みます。
その結果ボリュームを上げても、ヴォーカルや各楽器それぞれの音がはっきりと聴き取れるようになり心地よいサウンドに変化するのです。
この事は純正スピーカ―でも高価なスピーカーでも重要なポイントで、『如何にスピーカーのクオリティーを発揮できるようにドアの響きを調整できるか』によってカーオーディオの音の良し悪しが決まってくるのです。
カーオーディオは闇雲にスピーカーを交換するだけでは絶対に良い音にはなりません。