福岡県よりお越しのデミオのオーナー様から、施工後のご感想メールを頂きました。
昨年の4月ごろに施工させて頂いたデミオのオーナー様から、施工後のご感想メールを頂いていましたのでご紹介いたします。
その前に施工内容の詳細を包み隠さず暴露いたします!!(笑)
施工内容はアライブ人気メニューの『スーパーデッドニング・フロント&リア同時施工』です。
● 『スーパーデッドニング・フロント&リア同時施工』の詳細と価格についてはこちらをご覧ください。
まずはマツダ車特有の黒い樹脂パネルを外す為に窓ガラスを抜きます。
樹脂パネルを外すと大穴が空くのでドア内部の作業はやりやすくなります。
ほぼ新車の場合、ドア内部の脱脂処理時に汚れと一緒に色も多少取れてしまいますが、ドア内部に付着している塗料は吹き付け塗装時の霧がかかって付着しているだけなので問題ありません。
まずはアウターパネルの響きをベース音の余韻が奏でるように制振材を利用してコントロールします。
この制振材を貼り付けているポイントはドア内部から指先でコンコンと叩きながら探って決めています。
ここで制振材を貼り過ぎるとドアの鉄板が響かなくなってしまいます。
鉄板が響かないという事は音が響かないという事なので、心地よいベース音の余韻も消えてしまい味気の無い音になってしまいます。
音楽を聴いていて心地良く感じるのはベースの音が心地よく響いている(余韻が出ている)からです。
ベースの音は耳で直接聞き取りにくいですが響きとして自然に感じています。
しかもどんなジャンルにも必ずベースラインがあります。
音楽を心地良く聞くためにはベースの音が心地よく響いていることが重要なのです。
スーパーデッドニングはドアのアウターパネルの響きを利用してベース音の心地良い余韻を作り出しています。
ちなみにこの制振材を貼っている位置はベース音の余韻を作り出す目的で決まったポイントです。
スーパーデッドニングは『アライブサウンド』という明確な目的とするサウンドがあり、その音になるように制振材を貼ってドアの響きをコントロールしています。
制振材が貼ってある位置はアライブサウンドとしての響きが完成した結果の位置です。
一般的なデッドニングは『決まった大きさの制振材を決まった位置に貼った結果、こんな音が出来た!!』となるのですがスーパーデッドニングはその逆で、『目指す音「アライブサウンド」が完成した結果、制振材を貼る大きさや位置がこうなっていた!!』となっているのです。
要は一般的なデッドニングは『出来上がる音はデッドニング施工後じゃないとどんな音になるかわからない』けど、スーパーデッドニングは『どんな車でも「アライブサウンド」になる』という事です。
スピーカーの背圧があたる部分にオーディオテクニカのアクワイエ吸音材を貼り、スピーカーコーンの動きの邪魔をする反射音を防ぎます。
予め耐熱ボンドを吹き付けて吸音材が剥がれない様に粘着を強化します。
樹脂パネルを元に戻しスピーカーを取り付けます。
ここから実際に音楽をかけてスピーカーを鳴らします。
音楽をかけるとスピーカーの振動が樹脂パネルとドアのインナーパネルに伝わっていきます。
音楽全体のバランスを整えるような感じで制振材を利用して、樹脂パネルとインナーパネルの響きをコントロールしていきます。
そうすると余計な響きで埋もれていた音が蘇り、また逆に出過ぎていた音が引っ込んだりとイコライザーを調整するような効果で音楽全体の音がまとまり聞きやすくなります。
最後に前後バランス(フェダー)調整で、前席、後席どこに座っても心地よいサウンドが得られる最適な位置に調整して完成です。
ではオーナー様からのご感想メールをご覧ください。
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ジェフ・ベック、ラリー・カールトンのギター、
なべ貞のサックス、
どれもライブみたいです。
ありがとうございました。
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こちらこそ遠路遥々お越し頂きありがとうございました。