R56ミニ、JBLのツィーターをAピラーへ埋込加工。
そして本日はスピーカーシステムにとって最終的に重要なツィーターの設置です。
ツィーターは高音域を再生する役割ですので、ミッドバスのユニットのように箱の響きによって音の良し悪しが左右される事はほとんどありません。
しかし指向性が強くなりますので、ツィーターを設置する位置や角度によって音の良し悪しが大きく変わってきます。
ツィーターから出ている音自体はチャキチャキと高い音がか細く鳴っていて、ただ単に高音を鳴らしているだけで大して重要ではないように思われがちですが、実際は音楽全体の表現や車室内の臨場感を決めている大変重要な役割を担っている存在です。
もちろん音楽の基礎であるミッドバスの中低音域の音がまともに出ていることがツィーターの存在価値を見出す大前提となるのですが、取り付けするスピーカーユニットのクオリティーを活かしきれるかどうかは最終的にツィーターの設置位置と角度によって大きく左右されるのです。
ツィーターを設置する土台となるリングを制作し最適な位置角度に仮付けします。
ドアのスピーカーとの音の繋がり、車室内の臨場感や音場が作り出せるように、設置する車のダッシュボードの奥行きや張り出し具合、フロントガラスまでの距離や角度を考慮しながら最適な位置角度を決めています。
もちろんアライブサウンドの音創りのコンセプトに基づいて行っています。
ある程度までは機械で荒削りをして整形していきますが、最終仕上げはなめらかなラインが出るよう手のひらでなぞってチェックしながら手で削って整形していきます。
若い頃の板金塗装屋時代の経験が少しは活かされています(笑)
ボディーからピラーへ伝わってくる余計な共鳴を防ぐために制振塗料(ダイポルギー)を塗りこみます。
以上!!
では続き頑張ってきます!!
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